
板金における「技術」は、単に一括りに定義できるものではなく、とても奥の深い世界でございます。ぶつけた場所の大小にかかわらず、その衝突によって、フレームなどの全く見えていない部分にダメージを与えていることも多々見受けられます。当社では、まず正しく現場確認をさせていただいて、その後修理の方向性をご説明をした後、その程度に応じて何パターンかの見積もりをご提示させていただくなどして、お客様にご納得いただいた上で、修理をさせていただけるように心掛けております。
1.損傷箇所を確認し、板金塗装をしやすくする為に取り外せる部分は
外して作業をします。
2.鋼板の凸凹はハンマー・ドリーを使い平坦にしていきます。
手の入らない箇所は、スタット溶接機などを使い平坦にしていきます。
3.パテ塗りをします。このとき必ず赤外線乾燥機にて強制乾燥をします。確実におこなう
ことにより、硬化不良や収縮などから起こる経年劣化を未然に防ぎます。
4.パテ研ぎをして成形します。成形させていくのと同時にペーパーの番手も
細かくしていき経年劣化によるペーパー跡の発生を防ぎます。