大破事故によるフレーム修正工程

あまり想像したくはないことですが、出会いがしらの事故等で、車が大破してしまうことがあります。
車体がフレームごと歪むほど大きな損傷を受けた場合、見た目にはとても直らないように見えますが、「フレーム修正機」を用いてミリ単位で少しづつ徐々に引っ張って元に戻すという高度な技術を用いれば、元々のフレームの強度をほぼ劣化させることなく、復元することが可能です。
当社は業界に先駆けてフレーム修正機をいち早く導入し、他社によっては直すことが難しいと思われる大破車両に関しても、できる限り元に戻せるように、知識及び環境を整えてまいりました。
他店でお断りされた車も、先入観で無理と決めつけず、ぜひお気軽に一度当社にお声かけくださいませ。

フレーム修正工程(グローバルジグ作業)

Process1

衝突により、前周りが酷く破損しています。


Process2

フレームなどの骨格、損傷箇所を確認する為外周りの部品などを、外していきます。


Process3

フレーム修正、交換等の作業の邪魔になるエンジン、足周りなどを外します。


Process4

修正、板金作業が終わった後に、塗装をする為、細かな部品、配線など外しておきます。


Process5

フレームを修理します。

修正機にセットしながら、1㎜単位で修正していきます。
前後、上下、左右の3次元での修正をします。
すべて、基準の値になるまで修正します。


Process6

フレームの寸法が基準の値に修正できたら、新品のパネル、サポート類を取り付けていきます。

取り付ける際には、MIG溶接機、スポット溶接機などを使用します。


Process7

新品のサポート類などの取り付けが終わったら、外側の新品部品を借り合わせします。

隙間など、異常がなければ塗装作業へと移ります。



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